胃癌(st1B)体験記、ときどき映画

42才、胃癌(st1B/印環細胞)体験記。趣味は映画鑑賞です

映画:凶悪

監督:白石和彌
cast:
山田孝之ピエール瀧池脇千鶴リリー・フランキー

あらすじ:
ジャーナリスト藤井の元に、ある凶悪事件の死刑囚・須藤から手紙が届く。面会に訪れた藤井は、須藤自身の余罪とともに、隠されていた首謀者の存在を聞かされる。その首謀者は、「先生」と呼ばれる男だった。

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元になる実話があると思うとひたすら胸糞悪いのだけど、
映画としては良作です。

山田孝之パートでモタつくものの、スピーディな展開にぐんぐん引き込まれます。

あと、見た人全員が思うであろう、キャスティングの秀逸さよ。

ピエール瀧も良いのだけど、リリーフランキーの「致命的に良識と良心が欠落した人間」ていう先生のキャラが、妙にリアルで…。
なんていうか、幼児が蟻を殺す残虐さを「法に触れては捕まる」という知識でカバーしただけの、非常に残念な欠陥人間に仕上がっておりました。

冷たい熱帯魚のでんでんも嵌ってたけど、リリーフランキーすごく良かったです…!!
この映画で、私みたいなにわかファンが増えたんじゃないかな。
「子供と年寄りは見逃す」みたいな殺人鬼キャラもいるけど「犯罪者が何を生意気に」としか思わないので、先生みたいなキャラは好きです。


関係ないけど山田孝之の家庭の事情は、どこかの掲示板でフルボッコにされるような案件だったので、イライラしました。

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