胃癌(st1B)体験記、ときどき映画

42才、胃癌(st1B/印環細胞)体験記。趣味は映画鑑賞です

胃癌になると貧血になる。バタフライ・エフェクト

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ずいぶん体調も良くなったけれど、未だに、たまーに胃の鈍痛やら立ちくらみに襲われる。
風邪気味とか寝不足とか、理由がはっきりしてれば良いのだけど、思い当たるフシがなかった日にゃ「なんでだ何が原因だ何をしたってんだ」と八つ当たりしたい気分になる。

癌になって以来、人間ってわかりやすくて、かつ、平均的な因果を求める動物だとつくづく思う。

癌になったから貧血になる、とか、
40代女性だからピロリ菌保有してた、とか。

んで、安易な方法で解決策を求める。

貧血だけど、コレを食べれば大丈夫。オールオッケー、とか、
ピロリ菌飼ってたけど、もう排除したから大丈夫。オールオッケー、とか。

考えてみれば、何だって、誰だってそうだ。

コレさえすればOK、ほかに努力いらない。
ただでさえ煩雑な日常で、あれもコレもやりたくない。
コレさえすればってのが、わかりやすくて助かる。


だけど、整体の先生曰く、
「歳とったからだはね、メンテナンスの努力しなきゃダメ。
放っといてごまかせるのは若いうちだけ。
歳とって元気でいたかったら、できることを努力して、継続しなきゃ。
コレだけとか今だけとかじゃなくてね。
体も頭も、全て繋がってるんだから」

だそう。

ただでさえ煩雑な日常で、あれもコレもやりたくない。

だけど、自分の体の面倒くらい、自分で見なきゃ誰が見るというのか。
手の届く範囲から、少しづつ努力していこうと思ってる次第です。




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