さよならスモーキングライフ
入院前日。
検査ラッシュのさなかは感情も忙しかったのだけど、とりあえず手術の余地はあることがわかってからは、気持ちは落ち着いていた。
明日から入院、手術だと思うと、やっとあやふやな状態から解放されるという安堵があった。
じりじり待つのはもうごめんだった。
夜中眠れなくて、なんとなくアマゾンで子供の新しいスニーカーを買ってみたりした。
本当にどうなるかはフタ(腹)を開けてみなきゃわからないけど、幸運を祈ってボストンバッグに中間管理職トネガワの新刊を入れておいた。
手術が終わって、呑気にトネガワなんぞが読めますように。