胃癌(st1B)体験記、ときどき映画

42才、胃癌(st1B/印環細胞)体験記。趣味は映画鑑賞です

真綿で首を締められるような

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舞台が総合病院に移った。

初めての診察は、まあ、内科で言われたことと同じ。
全身検査をして病状を確かめつつ、癌の発生箇所が胃だけなら2/3の摘出手術をしましょう、という流れ。

冷静にしてたつもりが、不安で不安でやっぱり涙ぐんでしまう。

先生は優しく、なんでも話してくださいと言ってくれた。

これから数日かけて検査する、、ということは、st1なのか4なのかわからない状態で、じりじりと結果待ちするということでもある。

余命宣告されたいわけじゃ全然ないけど、この「どうなるかわからずに待つしかない状態」てのは、本当にきつい。
単純な死の恐怖と、この世への未練(おもに子供)と、もー知らんという投げやりな気持ちが、ローテーションでぐるぐる回る。


恐怖→未練→放棄 のローテーションに気持ちが疲れて麻痺してくる。

気持ちが麻痺してる期間が、いちばん体は動く。
胃癌はそもそも自覚症状がないので、体は元気な気がするのだ。

淡々と検査に仕事に入院準備に、(念のため)死んだ時用の準備を進めた。

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